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2020.05.14 Thursday

朝寝して起きたら

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    青空だった

     昨夜、早めに寝てしまったため、夜明け前に目が覚めて録画を1時間見てまた寝て…起きたら青空、8時前だった。南中から少し傾いた月が真ん中に浮かぶ。

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     テレビをつけると8時前のクイズ、1961年の「ポリオワクチンを輸入した国は」だった。前年、日本で大流行をして多くの子どもたちが罹患した急性灰白髄炎、小児麻痺の感染予防ワクチンとしてこの年に急遽輸入されて子どもたちに投与され、以後の大流行を未然に防いだという三択問題だ。

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     答えとともに、NHKで記者をしていた上田哲氏が全国で散発的に発病していた現状を毎日毎日ニュースで伝え続けたこと、そして当時の古井喜美厚生大臣が決断して、ポリオ生ワクチンが緊急輸入されたことが解説された。

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     さて、自分の障害である両下肢弛緩性麻痺は、なにを隠そうこの急性灰白髄炎、通称ポリオの後遺症だ。私の発病は1960年の北海道の大流行直後の冬。1歳11か月で、とことこ外を歩き回り始めていた私は一晩の熱で下半身がふにゃふにゃになり、半狂乱になったオフクロに抱えられて近くの内科に連れて行かれたらしい。北国でもない南国の我が街で突然熱発した私は、もちろん最初はポリオだとは診断されず、風邪、風邪、風邪。幾度か繰り返されたあげくに両下肢を触った医師が診断をポリオと下した頃、麻痺は左下腹部まで進んでいた。今のCOVID-19で人工呼吸器だとかエクモだと伝えられる治療は、当時は鉄の肺と呼ばれた装置で、あやうくそれに放り込まれるところだった。

     緊急輸入前に試験的に投与されたというワクチンの抽選に外れてしまった私の発症、残ってしまった後遺症をなんとかしようと考えた両親は、生ワクチンを輸入したという1960年のソビエトに新たな望みをかける。そこで、どこでどう伝を頼ったのか大勢の助けがあったのかわからないが、クレムリンに小児麻痺治療薬を送ってほしい旨の手紙を書いたらしい。ガランタミン、ポリオの後遺症を改善する薬が木箱に梱包されて届いて投与されようとした頃は既に私の後遺症が固定してしまい、思った効果が出るような体ではなかった…私がその後にオフクロからこのときの話を幾度聞いたかわからない。

     私の発症前後に繰り広げられたポリオ生ワクチン緊急輸入、1964年の東京オリンピックが目前迫った時代のエピソードだ。もちろんポリオの大流行を抑えられた後、当時の東京オリンピックは大成功となって、以後、日本の高度成長がスタートしている。当時、小学校に上がろうとしていた私、国立別府病院で両松葉杖で歩行できるようにリハビリを終え、家の白黒テレビでその様子を観戦したことを覚えている。現在、このCOVID-19の行く末が混沌としている状況、延期された東京2020オリンピックがどうなるのかは未だわからない。なんだかとても似たような今の世の中だ。

     奇しくも今年の2月17日、私の誕生日に示された「37.5度の熱が4日以上…」という基準は“目安だ”と厚労省は伝えたというが、なかなか繋がらない保健所に電話しても当初の基準を盾に患者に会いもせずPCR検査を断わり続けたではないか。あげくに「我々からしたら誤解」と返してくる厚労大臣だ。昨日は26歳の力士の死亡が伝えられ、3回陰性となった高齢者がふたたび陽性反応とも伝えられる。動物園のライオンが感染して驚いていたところに、猫が猫に移すという始末に終えないニュースも出てきた。現状を逐一伝えて理想を述べてくれるのはマスコミだ。皆もよく見ておいてほしい。

     今は検査の目詰まりも徐々に解消されつつあるようで、唾液を使ったスピーディで安全なPCR検査方法、今回認められた抗原検査など感染確認の入り口を広げてくれている。どうか政治家も十分スピードかけて進めてくれているとは思うが、野党の意見だとか言いたい放題マスコミだとか外野の専門家だとか思わないで、いろんなことに耳を傾けてCOVID-19を共通の敵だと思って対策に取り組んでほしい。

     効くかと試されている抗ウィルス薬のレムデシビル、アビガン、カレトラ、プラケニル、オルベスコ、フサン、…はたまたイベルメクチン。違う病気の薬のどれかが特効薬となってこれから常用されるようになるかもしれない。プラケニルは某大統領も飲んでいる!? さて、ここで私のポリオの特効薬ガランタミンを例にあげてみよう。オフクロの亡くなる前の数年間、彼女の常用の薬がレミニールだった。あんなに苦労して1964年のオリンピック前に私のために両親がソビエトから取り寄せてくれたガランタミンが今や保険承認されてレミニールになっている。そんな薬を服用していたグループホームに入所していたオフクロに、いつだったか当時の苦労話交えて「今飲んでいる薬は…」と言ってみたことがあったけども、それを理解してくれていたかは今となってはわからない…。違う病気の特効薬が巡り巡って認知症に効くことがあるわけだ。

     とにかく今は、やれる方策は藁だろうがなんだろうが掴んでもらいたい。片や我々は、やらないで良いことはやらない…不要不急の行動をしないという態度を貫くだけ。我々の共通の敵はCOVID-19だ。

     

     2台付けっ放しだったテレビのどちらの民放だったか覚えていないが、いつも線香臭い(失礼)CMが違う内容で流れた。今朝のすっきりした青空のようなこの【動画】だ。池上彰さんのクイズの後だったため、日本香堂の新しいCMを見ながら思わず大泣きしてしまった。

     

     この後、外出。親戚のやっている床屋に行って、しばし叔父さんの現状を聞いた。会いに行こうにもそれが今は叶わない。私が小さかった頃、どれだけ世話になったかわからない。歯がゆくてたまらない。

     帰る途中。外に出るとまた晴れ渡った空。♪青雲…が頭の中で流れ続けていた…

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    蛇足…このBlog、退職を機に“毎日書いてやろう”と決意して、2019年3月27日から連日投稿を開始。

    よろしければ併読を…

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    2019年5月15日の出来事

    朝から雨

     最近封切られた映画でこれまた最近流行りの言葉「揶揄」が出てきた。私も以前「◯◯を揶揄している」という内容で匿名の相手から被害を受けたことがあった。私にメールするわけではなく、職場やら関係企業に送るという卑屈な相手だった…

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